不妊治療を続けている私が、ついに3回目の採卵で受精卵の凍結までたどり着けました。
1回目は成熟卵1個・未熟卵2個で全て受精せず、
2回目も成熟卵1個・未熟卵1個・形態不良1個という結果で、
顕微受精をしても受精しなかったり、成長が止まってしまったり…。
正直、落ち込むことも多かったですが、今回は治療法を大きく変えたことで、大きな変化がありました。
3回目の採卵に向けて取り組んだこと、治療スケジュール、使用した薬、痛みの程度、受精卵の様子、そして費用まで、できる限り詳しく記録しています。
これまでの結果と、治療法を変える決断
これまでの2回の採卵では、卵子の数が少なく、受精しても育たず、凍結胚まではたどり着けず、、、
3回目は生理を薬で止めて卵子を溜める方法(ロング法のような誘発)に切り替えることにしました。
担当医から提案されたこの方法は、卵胞を多く育てて、できるだけ多くの卵子を採るという目的があります。
ただし、注射の回数も費用も増え、体の負担も大きくなるとのこと。
少し不安もありましたが、「今は数をとにかく増やしたい」と思っていたので、挑戦することに決めました。
通院スケジュールと使用薬一覧
【採卵までの通院スケジュールと費用】
回数 |
日数 |
内容 |
金額 |
---|---|---|---|
1回目 |
排卵期 |
ホルモン検査・フォリルモンP(5日分) |
5,780円 |
2回目 |
5日後 |
血液検査・フォリルモンP(4日分) |
5,440円 |
3回目 |
4日後 |
超音波検査・フォリルモンP(3日分) |
3,050円 |
4回目 |
3日後 |
ホルモン検査・フォリルモンP(1日分)+オビトレル・スプレキュア点鼻薬 |
6,530円 |
採卵日 |
2日後 |
採卵術・静脈&局所麻酔・各種注射・管理料・薬代 |
81,510円 |
タイムラプス加算 |
ー |
全額自己負担 |
28,000円 |
6回目 |
2日後 |
血液検査・受精結果・培養管理料 |
42,730円 |
7回目 |
4日後 |
血液検査・凍結結果・凍結管理料 |
32,460円 |
採卵の結果と受精卵の様子
今回は卵胞を26個穿刺し、卵子と思われる数は17個(成熟14個・未熟3個)でした。
-
体外受精:7個中5個が受精
-
顕微受精:10個中3個が受精
-
合計:8個の受精卵
内膜の厚さは7.6mmで、タイムラプス培養も活用しました。
胚の育ち具合
→ 5AB、5BB、4BB、3BA×2、3BB、2BA、初期胚
ついに、胚盤胞まで育ち、凍結保存できたことがとても嬉しかったです。
採卵当日の様子と痛み・体調
今回は卵胞数が多いため、局所麻酔+静脈麻酔の併用でした。
静脈麻酔は意識はあるけどぼんやりした状態で、途中までは「まったく痛くない!」と感じていました。
でも終盤、少しずつ麻酔が切れてきて、鈍い痛みと吐き気が…💦
看護師さんに伝えたところ、すぐにプリンペラン(吐き気止め)とエフェドリン(血圧維持)を投与してもらい、何とか乗り越えました。
術後の出血は3日ほど続き、下腹部にチクチクした痛みも。
でも、今回は気持ちが前向きだったので、不思議と不安や落ち込みは少なかったです。
費用合計まとめ(保険+自費)
項目 |
費用 |
---|---|
通院+薬代(6回分) |
約20,800円 |
採卵+麻酔・処置代 |
約81,500円 |
タイムラプス(自費) |
28,000円 |
受精・培養・凍結代 |
約75,000円 |
合計 |
約205,000円(3割負担+自費含む) |
※通院日数や薬の量は個人差があります。
これまで、「どうして私は結果が出ないの?」と悩んでばかりでした。
でも、今回の治療で方法を変えることの大切さを強く感じました。
体は確かにしんどかったけど、そのぶんたくさんの卵子と、凍結まで育つ胚盤胞に出会えました。
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